

ささしま店 佐藤 淳 2018.11.05
はじめてのZWIFT 3. イベントに参加しよう
準備編のはじめてのZWIFT 0から通常のライドを楽しむはじめてのZWIFT 1、ワークアウトを活用するはじめてのZWIFT 2とやってきましたが、オンラインのローラーならではのイベントにフォーカスを当ててみましょう!!
さて、まずイベントに参加する前に、非常に重要な点がございます。
皆様、ZWIFTに登録する際、ご自分の正確な体重を登録しましたでしょうか?
ZWIFT COMPANION上だとこの画面でいじれます。
これ、非常に重要です。というのもZWIFTの世界では体重1kg当たりにどれだけのパワーが出せているか(パワーウェイトレシオ)を元に各種スピードを算出しております。
例えば、ふたりのライダーAさんとBさんが240Wを出せたとしましょう。Aさんは体重60kg、Bさんが80kgだった場合、Aさんのパワーウェイトレシオは4W/kg、Bさんは3W/kgとなります。ZWIFTの世界ではAさんのほうがかなり速い形になります。もちろん、このパワーウェイトレシオの考え方は実世界でも登りの局面で非常に大事になってきますので、クライマーの方は要チェックですね!!
さて、正直な体重を登録しましたか?
では、イベントに参加していきましょう!!
イベントはZWIFT COMPANION上のイベントのところから選んでいただくのが一番楽です。
一口にイベントと言っても色々な種類があります。大きく分けてレース、グループライド、グループワークアウトの3種類があります。
グループワークアウトはグループで同じワークアウトをするというもので、速度などは一定で足を止めない限り集団から置いて行かれることはありません。「皆も頑張ってるんだし、私も頑張ろう!!」というモチベーションアップのイベントですね。
一例としてこんなグループワークアウトがありました
詳細なワークアウトの内容を知りたい場合は、パワーのグラフを選択していただくと…
詳細なワークアウトの中身が見れます。前回説明したパワーゾーンをもとに判断してもらうと、自分の求めているワークアウトかどうかが分かるかと思います。
大体のワークアウトが60分程度とちょっと長めですが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。ちなみにワークアウトの目標パワー値は各個人のFTPをもとに算出されますので、FTP設定が間違っていなければ(あとは過度に疲れていなければ)、からだへの負担はかかりますが、無理なトレーニングにはなりませんよ~。
さて、レースやグループライドに進みましょう。両方に共通する点としては、ライドの強度目安があります。
レースに参加したいなぁと思っても「一体どういうペースなんだ?めちゃくちゃ速いと怖いなぁ…」というのが誰しも感じる不安かと思います。
ここで目安になるのがパワーウェイトレシオです。
イベントの項目にA、B、C、D、Eとアルファベットが並んでいます。
これが強度目安でして、Aが4.0~5.0W/kg、Bが3.2~4.0W/kg、Cが2.5~3.1W/kg、Dが1.0~2.4W/kgとなっています。ご自分のFTP÷体重でカテゴリーを選択してください。
ただし、イベントによって同じアルファベットでも様々数値が変わりますので、イベント要項に必ず目を通しましょう。
ちなみに Eはどういったレベルの人でもOKで、個々人のコースタイム更新を狙うイベント、グループワークアウトなどに用いられることが多くあります。
では、イベントに参加してみましょう。
まずイベントをZWIFT COMPANION上やZWIFT内で選択します。
ワールドに入ると、イベント開始時間が近い場合「イベント開始場所へ移動しますか?」と選択が出ます。または「イベントに参加」ボタンが画面左下に出ますので、イベントスタート地点に移動したい場合はボタンを押しましょう!
ちなみに「レース前にアップしたいな~」という場合もご安心ください!
スタート地点でバーチャルのZwift内でもローラーに乗るというなんとも奇妙な形でアップ出来ますよ(笑)
出発の時間になると、ゲートが開き出走となります。あとはひたすら頑張ってペダルを回しましょう。
ちなみにグループライドのほとんどでパワーウェイトレシオの目安が定められています。さらに、リーダーがいる場合、そのリーダーを中心としたグループで走ることが求められます。
リーダーの頭上にはマークが出現し、
ちょっと離れた位置から見ると後光が射しているように見えます。
グループライドは大体2.5W/kg位のイベントが多いので、比較的気楽に参加できるイベントです。
ちなみに集団で走る場合、ドラフティングの効果もあなどれない程ありますので、車間には十分気を付けましょう!「気付いたら置いて行かれていた」なんてことも起こることがありますよ~。
ドラフティングと言えば、ZWIFT内のTTバイクは扱いが特殊です。ZWIFT内ではTTバイクは単独でも高いエアロ性能がある一方、ドラフティング効果が無視されます。つまり、集団で走っていても空気抵抗はひとりで走っているときと同じになります。「集団後方で楽しよう」がTTでは出来ませんのでご注意下さい!
また、イベントによってはTTバイクが禁止されているものもありますので、しっかりと要項を読んでおきましょう~。(「英語なんて読んでられるか!!」という方はとりあえずロードバイクを選択しておいてください。タイムトライアルレースやトライアスロン系のグループワークアウトの場合は自動的にTTバイク仕様になりますのでご安心を。)
さてさて、しっかりイベントを楽しんでゴールしますと、そのライドの結果が表示されます。ゴールタイムや走行距離、平均パワー、平均パワーウェイトレシオなどが表示されます。レースであれば順位も表示されます!頑張りましょう!!
ちなみにスタッフ佐藤はワークアウトで大きく負荷をかけた翌日はグループライドなど軽めのイベントでリカバリーをしています。グループライドも一定の負荷で走るだけではなく、リーダーの指示に従って負荷を変化させたりすることもありますし、アフターパーティーと称して最後にレースがあったりもします。イベントは途中抜けも出来ますし、まずは気軽にグループライドを体験してみてはいかがでしょうか?
新たなコースとしてNew Yorkも追加され、ますます充実してきたZWIFT!ローラーの使用が増える&来シーズンのベースづくりの今こそ導入してみませんか?
「はじめてのZWIFT 4. データを活用して練習を組み立てよう!」をご覧ください!
RIDE ON!!
▼カミハギサイクルからイベントのお知らせです
【ポップアップ】イタリア発のサイクリングシューズ
■udogポップアップ
開催日:2023年9月11日(月)~10月1日(日)
開催店舗:カミハギサイクル小牧本店
「UDOG」は2021年イタリアにて誕生した新しいブランド。
最大の特徴は「ニット素材×シューレース(ヒモ)」
軽さと快適さを大切にしており、ハイエンドモデルでは重量もわずか240g(42サイズ)
性能とデザイン、どちらも妥協せず受け入れやすいシンプルなルックスのシューズです。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
【Ride with Us!】スペシャライズド岡崎一周年記念
■岡崎〜三河湖ロングライド
開催日:2023年10月8日(日)
岡崎の自然を感じながらの75km程のライドです。
道中のくらがり渓谷は400m程の登りで、走りごたえもバッチリ!
初めてのロングライドにもおすすめのコースです。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
【Ride with Us!】渥美半島ぐるっと一周
■第17回ぐる輪サイクリング
開催日:2023年10月15日(日)
自分のペースで走れるのでお子様でも楽しめます。
海沿いの景色を眺めながら走るのは気持ちいいですよ!
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
【Ride with Us!】最高に楽しいトレイルライド
■トレイルカッターツアー
開催日:2023年10月22日(日)
雄大な南アルプス西麓の雄大な自然の中で
最高のマウンテンバイクライドできるガイドツアー。
上級者はもちろん、初心者でも存分に楽しめるコースです。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
【Ride with Us!】輪行で最高のサイクリングを!
■輪行講習会
開催日:2023年9月29日(金)・10月7日(土)
開催店舗:スペシャライズド名城
■知多輪行ツーリング
開催日:2023年10月29日(日)
河和駅から知多半島を走り常滑駅がゴールの約45kmのツーリングです。
輪行なので景色を楽しみながらほど良いサイクリングができます。
まずは講習会で輪行をマスターして、輪行実戦です!
これから輪行始めたい方ぜひご参加ください。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
実力を測ってみませんか?
■TRY FTPテスト
開催店舗:カミハギサイクル緑店
パワーメーターを持っていないけど自分のパワーを知りたい方、緑店のスマートローラーを使って実際に測定してみましょう!
数値目標ができればモチベーションアップにもなりますよ。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
◆ご予約はこちらからお願いいたします。
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