「今のクランク長は自分に合っているのかな?」
こんにちは、RETULフィッターの遠山です!
クランク長シリーズもとうとう3回目となります。
クランク長を選択する際に意識するポイントは以下の3つでした。
覚えていますか?
・上死点(ペダルが上がり切ったところ)での股関節のつまり(圧迫)があるかどうか?←PART1でご説明
・上体の前傾の程度が自分にとって深いか浅いか?←PART2でご説明
・低ケイデンスでトルクをかけたいのか、高ケイデンスで回したいのか?
今回は
・低ケイデンスでトルクをかけたいのか、高ケイデンスで回したいのか?
についての内容になります。
(今回の内容は感覚的なものや直感的な印象がやや強めなものになります。)
クランク長が変化すると、
ケイデンスを低くした時にフィーリング良く感じたり、クルクルと回しやすくなった
という感覚が出てきます。
クランク長を長くした場合
クランクを1回転させた時に動かす直径が大きくなる
↓
脚の動作範囲が大きくなる。
↓
筋肉を広い範囲で動かすことになる。
大振りな動きはケイデンスが低くなる傾向があり、トルクはかけやすく、踏み抜けが良い状態になります。
大振りな動きでトルクをかけるペダリングになりやすく、脚の負担が大きくなり、その分心肺への負担は小さくなります
クランク長を短くした場合
クランクを1回転させた時に動かす直径が小さくなる
↓
脚の動作範囲が小さくなる
↓
筋肉を狭い範囲で動かすことになる
コンパクトな動きはケイデンスが高くなる傾向があり、トルクはかけにくく、ペダルが重く感じる状態になります。
コンパクトな動きでケイデンスを高くするペダリングになりやすく、心肺への負担が大きくなり、脚の負担は小さくなります。
テコ比の説明が本来は必要です。その為感覚的・直感的な記事になってしまっています
はい・・・勉強します!
話を戻して、シーン別に考えてみると、
例えば
脚の疲労がライド後半で感じやすく、心拍・呼吸は割と余裕があるのになぁという場合は
トルクをかけずに高いケイデンスを維持しやすい短いクランク長が使いやすく感じることになります。
上記とは逆で、すぐに息切れしてしまって、脚の力はまだ残っていそうなのにという場合には
低ケイデンスで脚に負担を分配できるようになるため、長いクランク長が使いやすく感じることになります。
体力的に余裕がある時には感覚の違いは分かるけども、どちらが良いかという判断は難しいものでもあり、
維持できる限界ギリギリでの走行時の感覚やヘトヘトになるまでライドしたときの疲れ具合が脚に出るのか心肺機能に出るのか
を意識してもらうとクランク長を決める材料になります。
ただ、
クランク長を選ぶ場合に、今回のPART3の内容のみで判断すると深い迷路になってしまいます。
PART1やPART2の内容をバランスよく組み合わせる事が大事です。
次回以降
「下半身(脚)の重心位置」や「ペダルを回す時の足幅」
を記事にしていく予定です
お楽しみに!
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