明けましておめでとうございます
小牧店スタッフ遠山です
本年も宜しくお願い致します
今回はホイールを自転車に固定する部分
スルーアクスル
についての投稿になります。
スルーアクスルレバーはフレームメーカー(さらには年式やモデル)によって形も多種多様。
それぞれネジピッチやフレームの厚み、シャフト頭の形状が専用設計になっているため、互換性に悩まされる事もあります。
今回は固定の際の指定トルクについて調べていきます。
まず1台目はTREK(トレック)EMONDA(エモンダ) SL5


10Nmの記載のあるシャフト頭となっています。
脱着の出来るレバーが前後どちらかについている場合があります。
2台目はCANNONDALE(キャノンデール)SUPER SIX EVO DISC(スーパーシックスエヴォディスク)


MAX11Nmの記載があるシャフト頭となっています
3台目はPINARELLO(ピナレロ)PRINCE FX(プリンスエフエックス)


MAX8Nmの記載があるシャフト頭となっています
4台目はSPECIALIZED(スペシャライズド) ROUBAIX EXPERT(ルーベエキスパート)


シャフトには特に記載がありませんが、
13~15Nmが指定トルクとなっています。
次に、フロントのアクスルシャフトを並べてみました。

上から
TREK
CANNONDALE
PINARELLO
SPECIALIZED
のアクスルシャフトです。
見比べると、やはりネジピッチやフレームの厚み、シャフト頭の形状が全然違います。
その為、例えばPINARELLOとSPECIALIZEDのように指定トルクが倍近く差がでる事もあります。
強すぎても、弱すぎてもよくありません。
走行中に緩むと重大な事故を引き起こす場合もあります。
また、締め付けすぎる事でフレームやホイールに深刻なダメージを与える場合もあります。
それぞれの指定トルクを知り、車軸の固定をしっかりと行いましょう!
※フレームメーカーにより工具が使えないモデルや指定トルクの表記がないものもあります。
不安な場合や気になる場合はお気軽にスタッフまでご相談ください。
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