「パンクしたけど、チューブ交換って自分でできる?」「タイヤレバーの使い方がわからない」──スポーツ自転車に乗り始めると、一度は直面する悩みではないでしょうか。
チューブ交換は、手順さえ覚えてしまえば工具が揃っていれば自分でできる作業です。ただし、いくつかポイントを押さえないと「新しいチューブなのにまたパンク」という失敗につながることも。
この記事でわかること:
カミハギサイクルのスタッフが、初心者の方にも伝わるよう丁寧に解説します。
作業を始める前に、以下の道具を用意してください。
チューブにはタイヤのサイズ(例:700×25〜28C)とあわせて、バルブの種類が決まっています。スポーツ自転車では主に以下の2種類が使われています。
現在使っているチューブのバルブを確認して、同じ種類・同じサイズのチューブを用意しましょう。わからない場合はご購入時のレシートや、タイヤのサイドウォール(側面)に記載されているサイズ表記を参考にしてください。
ここではホイールを自転車から外した状態からスタートします。ホイールの外し方がわからない方は、先にHOW TOページでご確認ください。
まず、タイヤの空気をしっかり抜きます。仏式バルブの場合は、バルブ先端のネジを少し緩めてから押すと抜けます。空気が残っているとタイヤが固くなり、外しにくくなります。
空気が抜けたら、仏式バルブはネジを締め直して空気が戻らないようにしておきましょう。
タイヤの片側(ビード)をリムから外していきます。バルブの反対側を起点に、スポークから少しずらした位置にタイヤレバーの先端を差し込みます。
差し込んだら、レバーをリムの外側に向けて起こすと、タイヤのビードが外側にめくれてきます。


1本目から10〜15cm離れた位置にもう1本のレバーを差し込んで、同じように外側に起こします。これで十分に外れてくることがほとんどです。
外れにくい場合は、3本目のレバーをさらに差し込むか、外れた部分から指を使ってタイヤを引き出しましょう。

ある程度外れてきたら、タイヤレバーを横にスライドさせながら一周引き抜いていきます。慣れてくると手だけでスルスルと外せるようになります。
タイヤの片側が外れたら、バルブをリムの穴から抜き、チューブを引き出します。無理に引っ張ると破れることがあるので、やさしく取り出してください。
パンクが原因でチューブを交換する場合は、必ずタイヤの内側に異物が残っていないか確認してください。ここを怠ると、新しいチューブを入れてもすぐにまたパンクします。
確認の手順:
異物が見つかったらペンチや指で取り除いてください。指を刺さないよう注意して作業しましょう。

新しいチューブに少しだけ空気を入れて形を整えます(ふわっとする程度でOK)。これをすると、チューブがねじれて入るのを防げます。
バルブをリムの穴に通し、チューブ全体をタイヤの中に収めていきます。チューブがタイヤの外にはみ出さないよう確認しながら進めてください。

タイヤの外れていた側のビードをリムに戻していきます。バルブの反対側から始めて、両手の親指でリムの内側に押し込むように進めていきましょう。

最後の10〜15cmが固くて入りにくいことが多いです。タイヤレバーを使う場合は、チューブを挟み込まないよう注意してください(チューブを傷つける最も多い原因です)。
ビードを入れたら、バルブ付近のタイヤを少し引っ張り上げて、バルブがまっすぐ立っているか確認します。

空気を入れながら、タイヤの両側のビードがリムに均等に収まっているか確認します。タイヤが波打っていたり、ビードが飛び出している部分があれば、いったん空気を抜いて調整してください。
問題なければ指定の空気圧まで空気を入れて完了です。空気圧はタイヤのサイドウォールに「MAX ○○psi」などと記載されています。
タイヤ内に異物が残っていた、またはタイヤをリムに戻すときにタイヤレバーでチューブを傷つけてしまったことが原因です。STEP 6の異物確認と、STEP 8の作業時にチューブを挟まないよう注意しましょう。
空気が残っていないか再確認してください。それでも固い場合は、タイヤレバーを3本使い、差し込む位置を少しずつずらしながら試してみましょう。タイヤの種類によっては非常に固いものもあるため、無理に外すとリムを傷つけることがあります。
チューブがタイヤの中でねじれていたり、バルブ付近でチューブがリムに挟まっています。いったん空気を抜き、バルブ付近のタイヤを引っ張り上げてチューブの位置を整え直してください。
チューブ交換の手順はほぼ同じです。ただし後輪はディレイラー(変速機)やチェーンが絡むため、ホイールの脱着がやや複雑です。初心者の方は後輪のホイール脱着だけショップにお任せいただく方法もあります。
慣れると10〜15分程度です。最初は30〜45分かかることもありますが、練習を重ねるうちにどんどん速くなります。自宅でパンクしていない状態から練習しておくのがおすすめです。
プラスチック製のものがおすすめです。金属製はリムを傷つけたり、チューブを破りやすいため、スポーツ自転車には向きません。100円ショップでも販売されていますが、耐久性を考えるとスポーツバイク専用品の方が安心です。
カミハギサイクルの各店舗でお取り扱いしています。ご自身のタイヤサイズとバルブの種類をお伝えいただければ、スタッフがご案内します。
もちろんです。当日お持ち込みいただければ、その場で対応することも多いです(混雑状況によって異なります)。
手順を覚えてしまえば、外出先でのパンクにも自分で対応できるようになります。まずは自宅でゆっくり練習してみてください。
なお、カミハギサイクル各店、スペシャライズド名城・岡崎で自転車をお買い上げいただいたお客様は、無料の「パンク修理教室」にご参加いただけます。
実際に手を動かしながら覚えられますので、ぜひご活用ください。
イベントスケジュールはからお申込みいただくか、各店スタッフまでお問い合わせください。
「やっぱり自分でやるのは不安」「プロに相談したい」という方は、ぜひお近くのカミハギサイクルへお持ちください。スタッフが丁寧にご対応します。
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