自転車に快適に乗るために重要なのがタイヤの空気圧管理です。
正しい空気圧管理をしていないと、パンクのリスクが高まったり、乗り心地が悪くなったりしてしまいます。
当店でも納車時には、お客様の自転車についているタイヤの適正空気圧は必ずお伝えしています。
ただ、空気圧以外にもいろいろご説明しますので忘れてしまいがちですよね。
久しぶりに自転車に乗ろうと思ったら
「あれ? 空気圧いくつまで入れるんだっけ???」
と、なってしまう事があります。
でも大丈夫!適正空気圧はタイヤに書いてあります。
▼クロスバイクタイヤの空気圧表記
▼ロードバイクタイヤの空気圧表記
▼マウンテンバイクタイヤの空気圧表記
▼小径車(子供車/ミニベロ/折りたたみ車)タイヤの空気圧表記
タイヤに表記が色々ありますが上記の部分が空気圧です。
店内の自転車のタイヤだけでもこれだけ記載の仕方に違いがあるのでわかりにくいですね。
どうしても判らない、見つからない場合はご相談ください。
古いタイヤだとひび割れてしまって見えない可能性があります。
表記が見えなくなるほどひび割れたタイヤは本来の性能を持っていませんので、すみやかな交換をお勧めします。
空気を入れる時は以下の4つ注意点があります。
※1 最小/最大空気圧の記載がある場合はその中間の空気圧くらいがお勧めです。
最大空気圧だと乗り味が固くなり、跳ねるのでグリップが悪くなりがちです。
またライダーの体重が重いほど、タイヤに入れる空気圧を増やす必要があります。これはタイヤが重い荷重を支えるためです。
例えば、軽いライダーの場合は推奨される空気圧の下限に近い値が適切ですが、重いライダーの場合は上限に近い値が適しています。
※2 タイヤに書いてある空気圧は「タイヤのオススメ空気圧」です。
ホイールに最大空気圧が記載されている場合は、「ホイールの最大空気圧」に従ってください。
日本語訳:入れすぎちゃだめ。最大圧は120psi/8.25bar。
※3 マウンテンバイクの空気圧はなるべく許容範囲の半分位までにしておきましょう。
マウンテンバイクの場合、ホイールに最大空気圧記載が無くても走行によりタイヤが外れる危険性があります。
適正空気圧範囲の半分位までにしておくと安全です。
※4 空気圧管理を習慣化しましょう。
ライド前には空気圧チェックしましょう。特に長距離ライドの前には空気圧を確認することが重要です。
安全かつ快適なライドを楽しむためにも、タイヤの寿命を延ばすためにも空気圧管理を怠らないようにしましょう。
タイヤの空気圧をきちんと管理するだけで以下のようなメリットがあります。
・パンクリスクが飛躍的に減ります。
・こぎが軽くなります。
・曲がる時のタイヤグリップ力が適正になります。
・タイヤの摩耗が減り寿命が長くなります。
ちょっとした時間でできるのに、効果は絶大です。
なるべくマメに空気をいれて快適に自転車生活を楽しみましょう!
空気の入れ方はこちらを参考にして下さい。
空気圧以外にも快適なライドには定期的な点検が必要です。
ぜひお近くのカミハギサイクルの店舗にお持ちください。
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