愛知・名古屋のサイクルショップ

2020.04.13
スポーツ自転車の空気の入れ方(仏式バルブ、米式バルブ)

ここではスポーツバイクの空気の入れ方をご紹介いたします。

タイヤの空気圧管理はサイクリストの基本です。

しっかりマスターしましょう。

【スポーツバイクのバルブ形状】

スポーツバイクのバルブには主に2種類のタイプがあります。

▼仏式バルブ(フレンチバルブ)

フレンチバルブ

空気圧の微妙な調節が容易で高圧に対応。

軽量性も兼ね備えています。

スポーツバイクの車種全般に使用されています。

▼米式バルブ(アメリカンバルブ)

アメリカンバルブ

低圧の場合、空気の保持が良くバルブの根元が頑丈なのが特徴。

クロスバイクやマウンテンバイクに使用されています。

【空気の入れ方の手順】

◆仏式バルブの空気の入れ方

1、キャップを外します。

キャップを外した仏バルブ

2、バルブの先端をゆるめます。

先端を緩めた仏バルブ

※完全に緩めておかないと空気の入りが悪いことがあります。

3、一度先端を押します。(内部ゴムの圧着を外すため)

先端を押した仏バルブ

4、空気入れを差し込んでロックレバーを立てます。

ロックレバーを立てる

※しっかりと奥まで差し込んでください。

5、タイヤに記入されている適正空気圧まで入れます。

空気をを入れる

※空気の入れる量は車種やタイヤによって異なりますが、大まかには以下の空気圧のことが多いです。

ロードバイク・・・6 ~ 8 BAR

クロスバイク・・・5 ~ 7 BAR

マウンテンバイク・・・1 ~ 3 BAR

適正空気圧はタイヤに記載されています。

「適正空気圧いくつだっけ?」という方はこちらを参考にして下さい。

6、空気を入れる時と逆の手順で空気入れを抜きます。

※抜くときにバルブの口が細いので折ったり曲げたりしない様に注意しましょう。

◆米バルブの空気の入れ方

1、キャップを外します。

キャップを外した米バルブ

2、空気入れを差し込んでロックレバーを立てます。

ポンプを刺した米バルブ

※この時に差し込みが甘いと空気がスムーズに入りません。

ネジの部分がなるべく見えなくなるまで深く差し込んでください。

3、タイヤに記入されている適正圧まで空気を入れます。

空気をを入れる

※空気入れの種類によって入れ方の違いがありますのでご了承ください。

※バルブの種類はフレンチバルブやアメリカンバルブ以外にも英式の形状があります。

ご不明な点がありましたら店頭のスタッフにお気軽にご質問下さい。

空気圧以外にも定期的な点検が必要です。

ぜひお近くのカミハギサイクルの店舗にお持ちください。