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2026.04.18
【脱・初心者】「自分に最適」なギアの選び方

「坂道をもっと楽に登りたい」 「平坦でちょうどいい重さのギアがなくて、足が疲れやすい」

ロードバイクに慣れてくると、誰もが一度はぶつかるのが「ギア比」の悩みです。

今回は、なんとなくで選びがちなギア比を整理して、あなたの走りを劇的に変える「最適解」の見つけ方をご紹介します。


そもそも「ギア比」って何?

ざっくり言うと、「ペダル1回転で、後輪が何回転するか」を表す数値です。

  • ギア比が大きい: ひと漕ぎでグンと進むけれど、脚力が必要(重い)
  • ギア比が小さい: 軽い力で回せるけれど、あまり進まない(軽い)

自転車は、自分のエネルギーを効率よくスピードに変える道具。
状況に合わせてこの比率を使い分けることが、ロングライドを楽に走り切るコツなんです。


あなたに必要なギアは「保険」?それとも「つながり」?

初心者のうちは、「激坂が怖いから一番軽いギア(保険)」「下り坂で飛ばしたいから一番重いギア」の両極端を求めがちです。

しかし、その結果スプロケット(後ろのギア)の歯数の差が大きくなり、「1段上げると重すぎ、下げると軽すぎ」というストレス(歯飛び)が生まれてしまいます。

脱・初心者のステップアップとして、以下の3つの質問で自分のギアを見直してみましょう。

STEP1:一番「軽い」ギアをチェック

  1. 今のままで坂道は十分?
  2. あと1〜2段軽いギアがないと登れない坂がある?
  3. 実は、今の1〜2段軽いギアは使わなくても「なんとかなる」?

STEP2:一番「重い」ギアをチェック

平坦や下りで、一番重いギアを使い切っていますか? もし「ほとんど使わない」のであれば、後ろのギアだけでなく、前のギア(チェーンリング)を少し小さくするという選択肢も出てきます。

STEP3:理想は「なんとかなる」の間に収める

「これ以上重い(軽い)のは、なくてもなんとかなる!」という範囲を見極め、その中を1枚刻みの密な設定にすること。
これが、どんな勾配でも自分にぴったりのリズム(ケイデンス)で走り続けるための理想のセッティングです。


スタッフのリアルなセッティング例

参考までに、私(伊井)の構成をご紹介します。

  • 普段のロングライド: 前 50-34T / 後 12-25T
  • 鈴鹿サーキットなどのレース: 前 50-34T / 後 11-23T

最近の主流(28Tや30T)に比べるとリアがかなり小さめですが、これは「よく使う速度域でギアが細かくつながる」ことを優先しているからです。


まとめ:ギア選びは「バイクフィッティング」と同じ

自分の脚力、よく行くコース、目指すスタイル。
これらに合わせてギア比を選ぶことは、サドルの高さを合わせるのと同じくらい大切です。

「今のギア構成、自分に合ってるのかな?」と少しでも気になったら、ぜひお店でご相談ください。
あなたにとっての「なんとかなる!」最適バランスを一緒に見つけましょう!