

森崎 暁夫 2020.10.31
【違いを解説】シマノ純正ディスクロードのブレーキパッド~6種類~
こんにちは小牧本店森崎です。
最近はディスクブレーキのバイクが増えてきましたね。
ディスクブレーキのブレーキパッドと言っても種類がいくつかあるので、選定に悩みますよね。
という方のために、今回はシマノのロードディスクブレーキのブレーキパッドについて書かせていただきます。
≪シマノ純正のブレーキパッドは6種類≫
▼冷却効果の高いフィン付きパッド
フィンが付いているタイプのパッドがレジンタイプとメタルタイプの2種類あります。
【左】ディスクブレーキパッド レジン フィン付き ¥1,913(税抜)
【右】ディスクブレーキパッド メタル フィン付き ¥2,795(税抜)
このフィンは付いているパッドはアイステクノロジー(ICE TECHNOLOGIES)パッドと言われ、放熱性能が高められています。
長い下り坂などでブレーキを使い続けるとブレーキローターとブレーキパッドが高熱を持ち、ブレーキの効きが悪くなるフェード現象が起きる事があります。
その対策としてフィンを付けて冷却効果を高めてより安全・安心に自転車を制御することができます。
レジンパッドは、樹脂で固めた合成繊維でできているので柔軟性が高くブレーキの音鳴りがしづらく、ブレーキの制動力をコントロールしやすく作られています。
メタルパッドは、金属の粒子を融合させて作られています。
レジンパッドよりも制動力が高く、オンオフがハッキリとした感じになります。
レジンパッドと比べて剛性があるので、パッドの消耗が少なく長持ちしますが、音鳴りがしやすくなってしまいます。
また、熱によるブレーキの効きの低下がしにくいです。
ローターがレジンオンリーの物だと使えないので注意が必要です。
▼価格を抑えたフィンなしパッド
フィンがないタイプのパッドが4種類あります。
【左】ディスクブレーキパッド レジン ¥870(税抜)
【右】ディスクブレーキパッド メタル ¥1,789(税抜)
フィンがないので放熱性能は低くなりますが、その分価格が抑えられています。
音鳴りがフィン付きのものより少ししやすくなってしまいます。
【左】ディスクブレーキパッド レジン チタンバックプレート ¥1,420(税抜)
【右】ディスクブレーキパッド メタル チタンバックプレート ¥2,334(税抜)
バックプレートがチタン製になっているので少し価格が高くなりますが、軽量なパッドです。
ちなみに重量は
レジンパッドで【左】フィン付き 【中】フィン無し 【右】フィン無しチタンバックプレートです。
メタルパッドになると重量が少し重くなります。
特にフィン付きのものはフィン付きのパッドの画像を見て分かる通り、バックプレートがレジンパッドとメタルパッドで違うので約9g重くなっています。
サードパーティーから出ている物もあるので選択肢は沢山ありますが、普通に天候の良い日にオンロードを走行するならフィン付きレジンパッドが一番使い勝手が良いです。
メーカーからブレーキを購入したときに付いてくるのもこのパッドです。
当店でパッド交換する時も基本的にこのフィン付きレジンパッドに交換しています。
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