緑店 三宅 尚徳 2020.12.23

【ディスクブレーキパッド】レジンとメタルの特性を知って使い分けよう!

皆さんこんにちは!

緑店の三宅です。

ここ1週間で気温が急に下がって冬本番って感じになりましたね。

今年も残すところあとわずか!

カミハギサイクルのウィンターセールも今週末までですよ。

お得な時に買いそろえておきましょう。

さて本日は『ブレーキのパッドの使い分け』についてお話します。

過去ブログ『シマノブレーキパッド6種』

近年の自転車はディスクブレーキが主流になりましたので
メンテナンスの自転車もディスクブレーキが多くなりました。

パッド交換は早い方で3ヶ月~半年
平均でも1年~1年半位だと思います。

電動アシストでウーバーイーツをされている方で最速1ヶ月半というのが
ありましたが、特殊な例でしょう。

過去ブログ『ディスクブレーキパッドの交換目安』

お店のパーツコーナーを見てみると
パッドに2種類あるのはご存知ですか?

  

「メタル」と「レジン」です

メタルパッドとレジンパッド

   

メーカーによっては
レジンパッドを「オーガニック」や「セミメタル」と表現する場合もあります。

メタルパッドはその名のとおり
金属の粒子を固めたパッドだと思ってください。

車やオートバイに使われているパッドはこの種類になります。
様々な環境下で安定した制動力があります。

レジンパッドはメタルに比べると、制動力は落ちます!

パッドの減っていく消耗速度もレジンの方が早いです。

・・・メタルだけでいいんじゃない?って思いますよね。

ですが、使い分けたほうが良い事があります。

まず1つは

『音鳴り』

メタルはレジンに比べて制動力等優れていますが
ブレーキングの際に『キッキー!!』等とノイズが発生する可能性がレジンより高くなります。

この音鳴りは、熱や汚れ等、条件が重なると発生します。

メンテナンスで持ち込まれる方で
「音鳴りが気になる」とおっしゃるお客様は結構多いです。

パッドの削れカスでブレーキ全体が粉まみれになりやすいので
日頃から綺麗にしておくと軽減しますよ。 

ブレーキまわりの汚れ

次は

『ブレーキフィーリング』

私的な表現でお伝えすると(※擬音好き)
メタルは『ガン!』っと止まります。

カチッと止まるですかね。

レジンは『ツッツー』と止まります。

滑らかに止まる感じです。

タイヤをロックさせてしまって前転やジャックナイフを
した事がある方はレジンにしといた方が安全かもしれませんね。

フィーリングは慣れもありますが。

最後は

『熱によるフェード現象』

車でご存知だとは思いますが、
MTB等でも気をつけないといけない要素です。

長い下りで長時間のブレーキでローターが高温になって
ブレーキが利きにくくなってしまう現象ですね。

メタルの方がフェード現象は起きにくくなります。

パッドには放熱フィンが付いているモデル

最近のパッドには放熱フィンが付いているモデルが多くなりましたが、

これは「フェード現象」と「べーパーロック現象」を抑えるためですね。

「べーパーロック現象」は熱でブレーキオイル内に気泡が発生してしまい
ブレーキが利かなくなる現象です。

もちろんブレーキテクニックも必要になってきますので
日頃から意識してくださいね。

怖いからといってずっとブレーキを掛けっぱなしは
良くないですよ。

車と違い、エンジンブレーキが無いので
ディスクブレーキのみに頼らないといけませんので
下りのブレーキは練習も必要です。

最近の傾向ではレジンパッドが標準で付いてくる事が多いので
お好みでメタルパッドも試してみてください。

 

寒い冬の間に愛車のメンテナンスをしっかり行っておきましょう。
ご来店、ご相談お待ちしています。