こんにちは。カミハギサイクル小牧店の岩瀬です。
移動してから早2ヶ月、もう年の瀬ですね。
昨年あたりから続々と増えているディスクブレーキ自転車。
MTBはもちろん、クロスバイク・ロードバイク・シクロクロスバイクと市場を席捲しています。
ディスクロードバイク(私物)
おかげさまで最近は点検にお持ちいただくお客様も増えております。
さて、そんな中メンテナンスにお持ちいただいたディスクロードバイクでの出来事です。
お客様曰く
「最近ブレーキが効きにくい」
「ブレーキをかけるとキーキーと金属がこすれるような音がする」
とのことでしたので早速ブレーキパッドを外してみると…
危険な程の消耗。
比較用新品パッド。
板ばねより薄い…だと…。
効きの悪さ、音の原因ははパッドを押し広げてくれている板ばねよりパッドが摩耗してしまったから。
板ばねが直にローターに接触することで滑り音が鳴っていたのです。
この状況はディスクローターの寿命をも著しく低下させてしまいます。
ローターに関しては以前のNEWSをご参照ください。
また、通常油圧のディスクブレーキはある程度のパッドの摩耗であればレバーの引きしろが変わらないように作られています。
しかしここまでの摩耗となるとパッドを押すピストンの出しろが増えすぎ、ブレーキシステム内の圧が低下。
レバーの握りしろが深くなってしまったりピストンの戻りが鈍くなりブレーキを引きずるようになったりもします。
ではどのくらいの摩耗で交換しないといけない?、どうやって確認したら良いの?となりますよね。
簡単な方法は上の写真でもやっていたようにホイールを外してもらうと判別がしやすいです。
新品
5割程度消耗
交換必須
パッドの残量は新品で2ミリ厚、0.5ミリで交換必須だと思ってください。
上で挙げていたように、レバーの引きしろが変化したり音が鳴る場合は要注意です。
パッドの消耗以外にシステム内への空気の混入やパッドへの油分の付着も考えられるのでぜひ一度専門店でチェックがおすすめです!
乗車距離や天候の条件などで消耗スピードが変わるので交換タイミングを計るのが難しいです。
買って1年以上乗っているけどパッド交換をしたことが無い、といった方は是非ご確認ください。
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