9月26日(日)に山梨県里周辺で開催された『八ヶ岳高原ロングライド』に参加してきました。
このイベントは清里の森公園を起点に距離108㎞獲得標高2200mの登り成分多めのロングライドイベントです。

昨年より運営母体が同じ6月開催の『富士ヒルクライム』との連携を強めており
前日受付を行い、その後のウェルカムパーティーでは元プロ選手で富士ヒルウィナーでもある別府匠さんによる富士ヒルセミナーもあり大盛況でした。

今回私と同行する参加者の方も富士ヒルでそれぞれの目標を持っておりロングライドを楽しみつつ
来年度の富士ヒルエントリー優先権を獲得したのでまずは準備の第1段階をクリアしました。
さてロングライド当日は気温が約15℃ほど薄曇りの気候でした。
当初雨予報も出ていたこともありましたが最高でも25℃ほどと暑すぎず心地よいライド日和になりました。

会場やエイドステーションからスタートする際は20~30名ごとにまとまって再スタートするような形式で
ガイドスタッフが最低1名伴走するので万が一でも対応が早くできるようになっています。
途中はそのガイドについて行ってもマイペースでも走ることができます。
エイドごとにいろいろな補給食がふるまわれ甘味、蕎麦、野菜、果物、汁物・・・とにかく多彩です。

私も含め同行者全員無事完走できました。
そして今回のライドでの私の個人的な目的は富士ヒル優先権獲得ではなく・・・
【新兵器投入】
PINARELLO DOGMA F(以下NEW F)とFULCRUM SONIQ 42の組み合わせになります。

まずはNEW Fフレームセットについてですが
・フレームフロント周りがスリムになった
・カーボン素材がT1100からM40Xに変わった
・BB周りの造形が船底みたいになった
というのが前のDOGMA Fと大きく変更された部分になります。
これらを簡潔にインプレするとBB周りの剛性は更に上がりハイパワーを逃がさないだけでなく
疲れてペダルを踏めなくなって足の重さだけで動かしてもちゃんと前に進んでくれた上に
地面からの振動や衝撃は相変わらずしっかり吸収してくれます。

もちろんホイールの影響も少なからずありますが地面をなめるような走行感はさすがPINARELLOです。
7月には試乗ホイールをお借りしてテストしておりました。
FULCRUMのなみなみホイール『SHARQ 42』のセカンドモデル『SONIQ 42』になります。

価格:¥293,700 重量:1590g
そのホイールですが公表されたのは2025年9月1日で展示会で既に情報をつかんでいたので
比較すると全般的にまったりした乗り味になります。
SHARQ 42との違いは
・カーボンリムの素材がFF100からFF80に置き換え
・エアロスポークを通常のラウンドスポークに置き換え
・USBカップ&コーンベアリングがカートリッジベアリングに置き換え
・ホイール重量が1440gが1590g(+150g)
と価格を抑えるために各部変更になっておりますがグラベルライドまで使える強度と横風対策&巡行性能は健在です。
同じタイヤ&TPUチューブが付いたテストホイールを比べた際にはSHARQ 42を空気圧0.3Barほど下げてようやくクッション性が同じになるレベル。
登りや加速のキレの良さはSHARQに軍配が上がりますがロングライドではSONIQの乗り心地というくとでNEW Fに組み入れました。
※チューブレス仕様で運用しております
この2つが組み合わさると多少地面が荒れていても安定感が非常に高く
プロがツールドフランスで使うリアルレーシングバイクなくせに
私がロングライドでラクラク走れるバイクでもあるので楽しいバイクになりました。
あえて言うと同サイズの一体型ハンドルセットでも新型のTALON ULTRA FASTはレバーを取り付ける部分の幅が
従来のTALON ULTRA LIGHTよりも狭く(420サイズで385㎜→360㎜)になっているので注意が必要です。
※ハンドルサイズは通常後端の中央もしくは外幅のどちらかで表されます
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