愛知・名古屋のサイクルショップ

2024.10.13
緑店 伊井 孝之
【マルチロール・バイク】SPECIALIZED CRUX買いました!

ようやく秋らしく気温が下がってきたのでサイクリングに気持ちいい時期になってまいりました。

私も休日にはさまざまなライドをしています。

例えば先日の『ツールドふくい』のようなロングライドイベントへの参加や『ツールドおきなわ』のような完走も難しいレースへのチャレンジ、はたまた輪行を絡めたツーリングや舗装路から外れてグラベルライドなど・・・

その際に使うバイクや機材は、レースや時間制限が厳しいライドでは軽く&速く走るために空気抵抗が少なく最小装備。
反対にツーリングでは速度のかわり荷物を積載できるマウントの多さや車重を支えつつ快適な乗り心地の太いタイヤ、グリップとクッション性が求められるオフロード走行にも太めのブロックタイヤが欲しいですね。

SPECIALIZEDのツーリング用バイクに決めた理由

レース系のバイクは歴代でいろいろ使ってツーリングでもそれらを代用していましたが、この度いろいろな場面に使えるツーリング用に新車購入いたしました。

それがSPECIALIZED社のCRUX COMPです。

CRUXはもともとシクロクロスというオフロードレースのために開発&設計されてきました。
それが何世代か経て現在のCRUXはAETHOSのカーボン技術を使用してシクロクロス&グラベルに使えるバイクに進化しています。

私はレーシングとツーリングの違いを『速度域の違い』ではなく『速度やカーブへの反応』と考えています。
シクロクロス=レーシング、グラベル=ツーリングとなり、剛性だけでなく安定感の違いに現れます。
またオン&オフロードという路面状況の比率の違いがロードバイクとグラベルバイクの違いにもなります。
これらを統合して反応性・快適性・安定感・タイヤクリアランスなどがバイクのジオメトリーに数値として反映されます。

バイクのジオメトリ―は各部の寸法数値でその中でも私が注目しているのは
・リーチ&スタック・・・BBを基準にステム基部中心の水平長&垂直高=ポジション
・ヘッドアングル&フォークオフセット・・・フレームに対する前輪の位置関係=ハンドリング&安定感
・BBドロップ&チェーンステー長・・・前後輪中心を結んだ線に対してのBB位置とBBから後輪中心までの距離=加速感
欲しいマウントの数とジオメトリ―を考慮してCRUXに決めました。(最下部に比較表あり)

シクロだけじゃない!こんなに使えるCRUX

ここからはCRUXの使用例です。(完成車よりフロントダブルのDi2使用に換装済)

①シクロクロス・・・余分な装備を外し軽量化と担げるように。タイヤは700×32cのIRCシラク

※もっと走りを追求した方の一例はコチラ(スペシャライズド名城のBLOG記事

②ロードツーリング・・・走行性能アップと補給品携行のためボトルケージ×2、エアロカーボンホイール(28cタイヤ)

③グラベル(舗装&草地)・・・ミニエアロバーを追加、ノーマルアルミホイール(32cタイヤ)

※ミニエアロバーはPROコンパクトカーボンクリップオン・・・ライト&メーターのマウントとポジションの追加
※タイヤはIRCボーケンプラスTLR・・・舗装路~草地走行に向いたタイヤ

④1泊輪行ツーリング・・・荷物が増えるのでバッグ(ハンドル、サドル、ダウンチューブ)追加

※ダウンチューブバッグはTOPEAKファストフュエルボルトオン(0.5ℓ)・・・予備チューブ、修理工具類
※ハンドルバッグはオーストリッチPOTARIフロント(1.7ℓ)・・・携帯電話や鍵、小物類
※サドルバッグはオーストリッチスマートイージーパックmini(5ℓ)・・・着替え、輪行袋等

⑤キャンプツーリング・・・更に荷物が増えるのでフロントバッグ&ストラップ、サドルバッグ換装

※フロントバッグ&ストラップは防水スタッフバッグをオーストリッチBラップで取付・・・シュラフ、エアーマット
※サドルバッグはTOPEAKバックローダー(10ℓ)・・・着替え、防災ラジオ、バーナーセット、テント、ポール、ミニテーブル、食料

ちなみに私のサドル高は645mmです。
オーストリッチのスマートイージーパック(7ℓ)や同mini(5ℓ)は十分クリアランスがとれます。
TOPEAKバックローダー(16ℓ)だと縦に少し大きくなるのでギリギリになります。


まだ近場しか走っていませんが走行感はほぼエンデュランスロード。
振動吸収性や乗り心地は良く、安定感はやや高めなハンドリング、加速感は割とよく30Km/h程度の巡行も十分できます。
先日のツールドふくい200㎞部門でも規定時間完走だけならCRUXを使おうかと迷ったほど。
トップチューブやフロントフォーク、キャリアのマウントは無いのでキャンプギア満載とはいきませんが、一部をパーツ換装するだけでさまざまな用途にしっかり対応できるマルチロール・バイクです。
この秋はCRUXで各地を巡っていきます。 






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