こんにちは、小牧本店の完戸です。
メンテナンスにお持ち込みの際、
「走行中に転倒して変速の調子が悪くなってしまった」
というご相談を多くいただきます。
その時に私たちが見るポイントの1つに「ディレイラーハンガーの歪みや曲がりのチェック」があります。
今回はそんな場合の応急処置の一例をご紹介します。
サイクリングの途中で転倒をして、変速の調子が悪くなってしまった場合のためにも覚えておくと安心ですよ。
ディレイラーハンガーとはフレームとリアディレイラーを繋ぐパーツの事で赤い矢印の部分のパーツです。
転んでしまったり、自転車が変速機側に倒れた場合は、必ず目視でディレーラーハンガーが曲がっていないか確認してください。
目視での確認は以前のブログ『自転車が倒れた時に!愛車のチェックポイント』を見て頂くと非常に分かりやすいかと思います。
《目視のチェックで曲がっていた場合の応急処置》
STEP1
一番軽いギア(ホイールに近い大きいギア)にしないようにする。
一番軽いギアに入れない事によってホイール側への「チェーン落ち(チェーンがギアから外れること)」を防ぐことができます。
STEP2
変速機の可動域を決めるLOW側調整ボルトを締めこんで
強制的に軽いギアに入らないようにする。
調整ボルトは写真の赤い矢印のボルトになります。
※LOW側調整ボルトの位置や使用する工具は変速機のモデルや年式によって変わります。
このタイプは「2mm六角レンチ」で締めこみます。
シマノR4700シリーズ
こちらは「プラスドライバー」で締めこみます。
これで何とか家に帰るまで走行できるでしょう。
曲がり方が酷いケースだとホイールに巻き込んでディレイラーハンガーが折れてしまい、
走行出来なくなってしまう事もあるので、なるべく早く応急処置するようにしましょう。
トラブルは出来るだけない方がいいのですが
こういった知識を知っておく事で走行できます!
※今回のブログはあくまでも「応急処置」ですので、そのまま走行を続けず
当店まで自転車をお持ち込みいただき修理&調整をご依頼下さい。
▼カミハギサイクルからイベントのお知らせです
■店頭買取DAY
開催店舗:小牧本店
2025年5月30日(金) ※ご予約の方のみ
新しいい自転車に買い替えたい方
使っていないパーツを現金化したい方
高額査定で大好評の買取業者さんが店頭買取査定してくれます。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
■女子ライド
2025年6月29日(日)
新城の総合公園より宇連川沿いを走り設楽町方面へ。
途中飯田線と並走して走り、絶景スポット三河のナイアガ長篠堰堤にも立ち寄る素敵なコースです。
お⼀⼈でのご参加も⼤歓迎です!
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
■ツアーオブジャパン観戦
2025年5月20日(火) いなべステージ観戦
平日で都合の合う方、一緒に観戦に行きませんか?
プロ選手の走りを目の当たりにしましょう。
◆詳細はこちらのブログをご覧ください。
完戸 嵩穂の最新記事
新着記事