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かどうかは知らないですが、自転車カスタムの第一歩としてペダルを替えたいと思う方は多いのではないでしょうか?
そして初めての方は誰でも直面する!?ペダルの外し方…
『右は正ネジで左は逆ネジ』
抑えておくポイントはこれだけですが、実際に自転車を触り始めると混乱する方も多いのでは?
という訳で、何故『右は正ネジで左は逆ネジ』なのかを解説したいと思います。
まず、何故『逆ネジ』というものが存在するかと言うと
たえずネジの緩まる方向に力が加わる箇所にゆるみ防止のため採用される
とされています。
つまりペダルを漕げば締まる方向にネジが切ってあるわけですね。
では写真を見ながら考えましょう。
ドライブ側=車体の右側のペダルで考えましょう。
前述の通りこちらは正ネジですね。
つまり

緩む締るはこうなります。
ペダルを漕ぐとこうなり

ペダル主体で矢印の方向に力が掛かります。
で、過去の自分がそうだったのですが、ここ違和感ありませんか?
そうです。この造りだと逆ネジが採用されると思いませんか?
ですが、ペダル右側は間違いなく正ネジですね。
ではどういう事かさらに細部を見ていきましょう。
ペダルの断面はザックリですが、こんなかんじになっています。

足を置く部分と軸、それらを中継するベアリング
絵に関して思うところは色々あると思いますが、想像力でカバーしてください。
ではペダルを漕ぎます。

このように移動していきますね。
相対的に反時計回りにペダルが回ります。
それに伴い、それぞれのベアリングが周りで回転しスムースにする為に働きます。

さて、お気付きでしょうか?
前述の違和感ですが、解消されたでしょうか!?
つまり軸部分はペダル自体に対して力を受けているのではなく
中に入っているベアリングから力を受けています。
なので、右ペダルは『正ネジ』が採用されているのですね。
当然、左側のペダルはこの逆になるので『逆ネジ』が採用されます。
ちなみにJIS規格のBBに対しても同じ考え方が出来ます。
では右側のBBはどちらに回せば締まるでしょうか?
正解はBBに記載されているのでご確認下さい。
これであなたも脱初心者!
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