愛知・名古屋のサイクルショップ

2019.03.14
森 健一郎
初心者必見!マウンテンバイクの選び方(タイヤ編)

ますます暖かくなってきましたね。
土日が忙しくなり、自転車に乗りたいお客様が増えてきたように感じます。
マウンテンバイクに乗るのも最適な時期です。
花粉対策を整えて山へ向かいましょう!

 

さて、前回に引き続きマウンテンバイクの選び方(タイヤ編)です。

 

”タイヤの大きさ比較”

 

初めてマウンテンバイクを選ぶ方も、昔乗っていて久しぶりに新車を買う方も
マウンテンバイクのタイヤサイズが沢山ありすぎて選び方に困っていると思います。
乗り方をはっきり決められないグレーなサイズもありますが、少しでもヒントになればと思います。

 

その前に、未だに大きなタイヤに誤解があるようなので
改めて大きなタイヤのメリットを説明した動画をご覧ください。

残念ながら26インチタイヤのマウンテンバイクは今後減っていく傾向ですので
ここは素直に大きいタイヤのメリットを飲み込んでおきましょう。

 

・26

もちろんマウンテンバイクが生まれてから最近までの定番のサイズでしたので
一番普及している数が多いサイズだと思います。しかし、今後は積極的に発売されないサイズです。
強いて言えばBMXのようなダートジャンプ用のマウンテンバイクにのみ採用されています。

SPECIALIZED Pシリーズ

 

・27.5

29インチと並んで今の主流のサイズです。
170㎝未満の方は27.5インチが乗りやすいというデータを元に
メーカーによっては同じバイクでもSサイズは27.5インチに設定されています。
また、下りの傾向が強いバイクは27.5インチのタイヤが付いているようです。
(例:ダウンヒルや、下り重視のトレールライドの場合)

TREK REMEDY9.7

 

・29

27.5インチと並んで今の主流のサイズです。
170㎝以上の方は29インチが乗りやすいというデータを元に
メーカーによっては同じバイクでもM以上のサイズは29インチに設定されています。
また、平地、上りのスピードを重視するバイクには29インチのタイヤが付いているようです。
(例:登り重視のトレールライドや、クロスカントリーレースの場合、もしくはオンロードの通勤)

TREKクロスカントリーバイク

 

・27.5+

オフロードの走行に向いています。
最近増えてきたサイズです。27.5インチの太めのサイズ。
外周の径が29インチに近いのですが太いので29インチよりも路面に食いつきます。
多少の轍もへっちゃらです。多少重たくても明らかにオフロード走行が簡単になります。
(例:初~中級のトレールライド)

SPECIALIZED FUSE COMP 27.5+

 

・29+

オフロードの走行に向いています。
限られたメーカーが採用しているサイズ。29インチの太めのサイズ。
重量は重た目ですが明らかなグリップの良さと登りのトラクションの良さ
パワーでバリバリ行きたい人にピッタリのサイズです。
(例:初~中級のトレールライド)

TREK STACHE5

 

・FAT

とにかく太い。轍にはまらないどころか
雪や砂浜が走れる特別なタイヤ。もちろん山もOK。
想像通りオンロードは速く走れません。
見た目重視で太いタイヤに乗りたい方と雪、砂地を走ってみたい方にお勧め

SPECIALIZED FATBOY

 

いかがでしょうか?分かり易く書いたつもりですが
最初に書いた通りグレーゾーンが多い為、迷うと思います。
しかも、各メーカーも迷っているようです。
一見そぐわないかのように思える29インチのダウンヒルバイクが増える可能性さえあります。
もし迷っているようであれば遠慮なくいつでもご相談下さい。

 

カミハギサイクルのスタッフが解決いたします!






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