ロードバイクを楽しんでいる皆様、最後に「ブレーキシュー」をチェックしたのはいつですか?
「まだ溝があるから大丈夫」と思っていても、実は交換が必要なサインを見逃しているかもしれません。
今回は、初心者の方でも簡単にできるブレーキシューのセルフチェック方法と、交換すべき重要なタイミングについて解説します。
ブレーキシューが摩耗したまま走り続けると、単に「止まりにくい」だけでなく、以下のような重大なリスクを招きます。
タイヤのバースト(破裂): 減りすぎたゴムが本来の接触面を越え、タイヤの側面に接触。摩擦熱や削れによって走行中にタイヤが破裂する恐れがあります。


ホイール(リム)の破損: ゴムが完全に無くなると、土台の金属パーツが直接ホイールを削ってしまいます。最悪の場合、高価なホイールが割れて使用不能になります。

ブレーキシューの表面には、縦に溝が入っています。この溝が浅くなり、ほぼ見えなくなってきたら交換のサインです。溝は雨天時の排水の役割も担っているため、溝がなくなると雨の日の制動力が大きく落ちてしまいます。

シューを横から見て、ゴムがリムの接触面からはみ出していないかを確認してください。はみ出したゴムがタイヤ側面に接触していると、走行中の摩擦でタイヤがバーストする危険があります。「まだ止まるから平気」と思っていても、見た目で明らかにはみ出している場合はすぐに交換をおすすめします。
乗車頻度や保管環境にもよりますが、ゴム製品は距離を走っていなくても時間の経過とともに硬くなり、制動力が落ちていきます。目安として、走行距離が少なくても2年程度での交換をおすすめしています。前回の交換時期をあわせて確認しておくと安心です。
| 項目 | リムブレーキ(ブレーキシュー) | ディスクブレーキ(ブレーキパッド) |
|---|---|---|
| 確認する場所 | ホイールリムに接触するゴム部分 | ローターを挟むパッド部分 |
| 交換の目安 | 溝がなくなる前・使用開始から2年程度 | パッド厚が1mm程度になったら |
| 見た目でのサイン | 溝の消失、ゴムのはみ出し | パッド残量の薄さ、金属音 |
| 注意点 | カートリッジタイプ/台座一体タイプで交換方法が異なる | レジン・メタルなど素材違いで特性が変わる |
A. 走行距離や使用環境によって差はありますが、目安として年1回、遅くとも2年以内の交換をおすすめしています。雨天走行が多い方はより短いサイクルでの確認が安心です。
A. 溝が残っていても、ゴムの経年劣化により制動力が落ちている場合があります。使用年数もあわせて確認することをおすすめします。
A. 手順自体は可能ですが、交換後にはクリアランス調整やセンタリング調整が必要になります。調整が不十分だと制動力に影響するため、不安な方は店舗スタッフにご相談ください。
A. パーツ代・工賃は自転車の種類やブレーキの仕様によって異なります。詳しくはお近くのカミハギサイクル各店までお問い合わせください。
暖かくなってサイクリングに出かける機会が増える時期は、消耗品交換の絶好のタイミングです。
「自分で判断するのは不安……」という方は、ぜひお近くのプロショップへバイクを持ち込んでみてください。スタッフが摩耗状況をチェックし、最適なブレーキシューをご提案します。
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