今回はブレーキの「握り幅」と「握りしろ」の調整方法のご紹介です。
ブレーキをかける際に「レバーが遠いな」と感じたことはありませんか?
特に厚手のグローブをつける時期には感じやすいかもしれません。
上記の内容は「握り幅」の調整で解消が可能です。
ブレーキをかけた際に「ブレーキがゆるい、効きが弱い」といった場合には「握りしろ」の調整で解消ができます。
メーカーやモデルによって調整機能の有る無しや方法も違いますので、今回は「ロードバイク」の「シマノ」レバーに絞ります。


おおよそ15mm程ハンドルに近づけることができます。

調整場所はSTIの前側からゴムフードをめくった下のネジです。
(かなり舐めやすいネジですので調整する際はご注意ください)
※モデル・年式が古くなるとラバーシムを交換するタイプや調整機能のない物もあります。

握りしろはブレーキキャリパー側のアジャスターを使用します。


おおよそ15mm程ハンドルに近づけることができます。

調整場所はブレーキレバー根本の側面にあります。
5段階の調整位置から選びます。
握りしろの調整機能は付いていません。


おおよそ10mm程ハンドルに近づけることができます。
ショートリーチと呼ばれるレバーの初期位置が近いモデルです。

調整位置はブレーキレバー根本の裏側にあります。
無段階で調整が可能です。

握りしろは後ろ側からゴムフードをめくった奥にあります。


おおよそ20mm程ハンドルに近づけることができます。

調整位置はブレーキレバー根本の裏側にあります。
無段階で調整が可能です。

握りしろは前側からフードをめくった下にあります。
最近のシマノSTIだと上記の4パターンで大体調整が可能です。
レバーの握り幅の調整はリムブレーキ・ディスクブレーキ共にほぼ変わりません。
握りしろの調整はリムブレーキの方が自由度は高いです。
ディスクブレーキは効きが強い分多めに握りしろが設定されています。
調整用のネジは舐めやすいので作業の際はお気を付けください。
カミハギサイクルで購入のバイクであれば調整費用はかかりません。
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