『きびしい冬』といわれた今年でしたが、少しずつ春の気配が鼻と目にやってきました。
そんな3月上旬に伊豆半島の東側、伊豆諸島南端にして最大の『大島』(通称伊豆大島)へのライドを行ってまいりました。
さまざまな国内の島でライドツーリング企画を立ち上げてきましたが今回は勝手が違っております。
過去には瀬戸内海の淡路島・小豆島・しまなみ海道、日本海の佐渡島へ行っておりますが、これらの島は車でそのまま行けたり、自転車も車両としてそのまま船に乗せることができました。
しかし伊豆大島へ行くための最寄り港である熱海港から伊豆大島の航路はジェットフォイルという種類の小型高速船のため荷物の運搬はできても車両の運搬はできません。
そこで自転車ならではの運搬方法『輪行』という手を使います。

伊豆大島に渡ってからはまず始めに輪行袋に収納された自転車を取り出し走行可能な状態に組み立てます。

本来ならこの後は伊豆大島中央部の三原山へのヒルクライムで絶景を楽しむ予定でしたがあいにくの雨のため宿に直行します。
今回お世話になったのは『BookTeaBed伊豆大島』という素泊まりが基本の宿です。

その名の通り階段や本棚にぎっしりと本がつまっており、朝・昼・夜でメニューが変わるカフェが併設されております。


伊豆大島のメイン玄関口となる元町港近くなので周囲も充実しています。
2日目は天気も回復し予定通り伊豆大島1周ライドを行います。
伊豆大島は外周約50㎞ですが特に島の東側はアップダウンが多いのでなめてかかると痛い目を見ます。
宿から数キロ走るとまず足始めに『バームクーヘン』と呼ばれるきれいに地層がみえるスポットに到着。

参加者と対比してこれだけ大きな地層が展示保存されています。

この次は伊豆大島の南側の漁港『波浮港』で小休憩。

絶景の一つでカフェや宿でおススメされた『たい焼き屋』等いろいろある集落です。
営業時間前だったので小休憩になりました。
その次に訪れたのは『筆島見晴台』。

海の真ん中に筆を立てたような形の島が筆島(画像中央付近)なのですがなぜこのような形になったかは現地の案内板をご覧ください。
この『筆島見晴台』から『大島公園』までは5kmで350m登るヒルクライム区間で波浮港を最後に集落&自販機はありませんので補給にはご注意ください。
『大島公園』で一休みしたら今回最後のポイント『泉津の切り通し』にたちよります。
2本の巨木の間に道が切り開かれ石段を登って行った先には・・・

いろいろと想像が膨らみますが伊豆大島のパワースポットの一つともいわれております。
メインの大島外周路から脇道に入りさらに進んでいっても壁面がきれいすぎて見落としがちなスポットですが非常に神秘的です。
大島自体ジオパークとなっているので買い物や観光というよりは自然を楽しむ環境となっております。
コンビニは1件もなく食事できる場所も限られますが離島で交通量が少なく道路も非常にスムーズなのでライドにもってこいです。
ジェットフォイルに乗せるためには『輪行』は必須となるので『輪行講習会』等でマスターしましょう!
輪行についてはこちらのBLOGを参考にしてみてください。
当店のイベントではスタッフが同行するので輪行のお手伝い等も安心してご参加いただけますよ。
今後もいろいろな地方&コースのイベントを企画しますのでお楽しみに!!
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