SPECIALIZED本社に行ってみた!②

前回の本社ツアーレポートから結構(どころじゃない)間が開いてしまいましたが、細かいことは気にしないで…

第2弾行ってみましょう!!

まずはちょっと本筋は外れてしまいますが、SPECIALIZEDがどれだけ自転車を楽しんで作っているかが分かってくるコンセプトバイクをちょっとだけご紹介!!

sp1最古の自転車らしいです

sp3UCIがお嫌いだそうです(笑)
FUCI…つまりそういうことですsp4 sp5牛飼い用…Sマークの焼印も

実用からはかけ離れている(特殊な場面での使用を想定した(笑))コンセプトバイクだらけですが、こういうのからトンデモナイアイデアが生まれたりするんですよね~。

ちなみに全然紹介しきれないので特に佐藤が好きなものだけ選んでます。色々見たい方はお店までどうぞ!!

さて、ここであの方が登場!!

sp6先手必勝ハチマキ

そう、SPECIALIZEDの創設者、マイク・シンヤード氏です!!

sp7

写真撮ってもらっちゃいました。

現在は会長ということですが、誰よりも早く出社し、SPECIALIZED社員全員の名前を覚え、必ず名前で呼んで下さるそうですよー。

ということで、レジェンドに出会えたところで、次のツアーへ~。

サスペンションラボ

現在MTBに欠かせないものと言えば、そう!サスペンションですよね。より速く、より安全に走るためにはサスペンションは欠かせません。

Trail-Hunter-Matt-HunterMTBの進化はサスペンションの進化!?

技術の進歩に伴い、サスペンションの性能も飛躍的に向上し、今やXCマシンに使われるサスペンションが一昔前のDH用のストロークがあったりしますよね。プロレースの要望もあるとは思うのですが、大多数の我々ホビーレーサーにとってはテクニックをカバーしてくれる頼りになるパーツでもあるというのが進化の理由ですよね。

そんなサスペンションの挙動をチェックし、SPECIALIZEDの各MTBのモデルデザインに合わせたサスペンションへカスタムするのがこのサスペンションラボ!!

sp8

例えば、フルサスペンションMTBの場合、フロント・リアのサスペンションがそれぞれ単体で性能が良かったとしても、製品そのままを組み合わせた場合、動きによっては路面からタイヤが離れてしまう時間が長い=グリップを失ってしまうこともあります。

サスペンションラボでは、そんなフロントサスペンションとリアサスペンションのコンビネーションを”実際に走って”計測し、そのモデルのコンセプトを実現できるよう調整していく場所なんです。

手順としてはまずプロトタイプMTBにサスペンションの動きを記録する実験器具を取り付け実走します。その際にどのような衝撃がサスペンションに入り、どのようにサスペンションが動いたかを記録します。

大抵の場合、サスペンションメーカーから提供される製品そのままでは狙い通りの動きをしてくれないそうです。例えば、サグもリバウンドアジャストも路面状況・ライダーに合わせて万全を期しているのに、ある強さの衝撃が加わるとどうしてもリアサスペンションの戻りが速すぎるなどなど、Specializedが思い描く性能が出ないことも多々あるそうです。そういった場合にサスペンション内のシムの入れ替えなどを行い、動きを調整します。

このシムの入れ替えが結構微妙な塩梅らしく、MTBの性能を左右するだけにかなり重要な部分となってきます。

ラボには実験走行時にサスペンションにかかった衝撃を忠実に再現する器具があるので、同じ状態を再現してサスペンションの動きを再度記録します。

恐ろしく地味な絵面…

狙いの動きになるよう調整完了したら、シムの枚数など細かな製品オーダーをメーカーに伝えてSPECIALIZEDカスタムのサスペンションを製造してもらう手順となっているそうです。

SPECIALIZEDのMTBにFOXやROCKSHOXなどのサスペンションでカスタム品がついているのはこういった理由からだそうです。

SPECIALIZEDがMTBにそそぐ情熱がうかがい知れますよね~。

アパレルラボ

さて、お次はアパレルラボ。ここ数年で設立された比較的新しい部署です。

sp11縫製機械、裁断機の一部

今まではウェアのデザインを作り、製造上の希望をOEMメーカーに伝えるという形でした。

SPECIALIZEDのウェアは昔から品質は特に悪くなかったのですが、この手法だとOEMメーカーに任せる部分が大きく、出来上がった試作品を見て更なる変更を加えるには納期・コストの面で品質を上げるには限度があったんじゃないでしょうか。

そこで、現在はデザインが出来上がった時点でアパレルラボでプロトタイプを作ってしまうそうです(!!)。なんと型紙から作成し、実際にデザインと同じ布をプリントして裁断、縫製!!

sp12自社ラボ内でここまでやります。

こうすることでメーカーに委託する前に、出来上がりの具合や製造上の希望・要求が達成されているかを事前に確認することが出来るようになりました。WIN TUNNELと同様、製品開発のスピードアップと製品の質のアップに繋がっていますよ!

ちょっと前からSpecializedアパレルの質がグッと上がった気がしていたんですが、この影響が大きいのではないでしょうか~?思わず佐藤は品質向上のタイミングとラボ設立のタイミングに納得してしまいました。

あ、日本に入荷するウェアはタイトフィットが多く、少し着る方を選んでしまうモデルが多いですよね~。今後はサイズ展開も改善出来るはずだとお話されていましたよ~。楽しみですね~。

と言うことで本社ツアーの様子、いかがでしたでしょうか?

他にも見せてもらったところはあるんですが、皆様の興味を引くような新製品情報!!とかは全然なくて(笑)、アメリカの自転車ショップはどんなんなのか?というものが大多数ですね~。なかなかすべてを載せることも出来ないので、

「スペシャライズドのことならなんでも知りたい・見たい」というマニアックな方や

「アメリカのコンセプトストアってどんなんなの?」という方は

写真を見にお店にいらしてくださいね~。

ちなみに佐藤はアメリカ研修のせいで1.5kg程太ったそうです。毎日肉ばっかり、それもものすごい量食べさせられて…。

日頃のローラー練習のおかげもあり、体重は帰国後しばらくしたらもとに戻りましたが、しばらくの間は食べる量も多くなってしまっていて…。

でも、またアメリカ、SPECIALIZED本社研修行きたいですね~。

今度は本社スタッフの人たちと一緒に自転車乗りた~い!