SPECIALIZED本社に行ってみた!①


年の瀬も迫ってきましたね。今年一年いかがでしたでしょうか?

スタッフ佐藤は悲願のダイエットに成功しました(笑)今は戻らないように必死にローラー回してます。

そんなスタッフ佐藤、先日SPECIALIZED本社に伺う機会をいただきまして、ちょっとお店を休ませていただきアメリカまで行ってまいりました。

dsc_2831-1280x853早朝の本社

以前にも、店長伊藤も本社見学に行っておりまして(丁度WIN TUNNELが出来た頃)、その当時の様子と今現在の様子などを写真を見ながら話していたのですが、

「こんなんなかったよ!」

というものもあり、ハイスピードで変化していく時代の流れとともにSPECIALIZEDもドンドン変化・進化しているようでした。

ということで、今回はそんなSPECIALIZEDの現在をお伝えするレポートをお送りいたします!

WIN TUNNEL(風洞実験施設)
dsc_2844-1280x853WIN TUNNEL外観

みなさんお馴染みのWIN TUNNEL!

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SPECIALIZED自前の風洞実験施設ですね。自転車メーカーで自前の施設を持っているのはSPECIALIZEDだけです。

dsc_2851-1280x853YouTubeで見たことが…!

この写真も見慣れたものですよね!風洞実験施設は風によって後ろに引っ張られる力を計測するわけですが、その精度はものすごく高く、腕時計の有無による変化もズバッと分かる高解像度!

風速は15km~115km程まで出せ、自転車以外の実験のために貸与もしているそうです。

風洞実験施設がない時代は、施設を借りて実験をしていたわけですが、

  1. プロトタイプを複数作る
  2. 社内で良さそうなもの選定
  3. 選定品を持ちこんで実験

という流れがあり、どうしても実験が完了するまでに時間がかかってしまったそうです。さらに1回風洞実験室を借りるのに何千ドルとかかる上に、車やもっと大きいもの用の実験施設だったりで速度域が合わないなどなど困った点も多かったそうです。改良点が見つかったりするとさらに大変で、また実験するために同じプロセスを重ねて…1つの製品のために何か月もかかってしまっていたんです。

それが今や

  1. アイデアが浮かんだら3Dプリンタでプロトタイプを作成
  2. 翌日実験

という驚きのスピードアップを実現!!アイデア次第で製品をどんどん良くできる、エンジニアにとっては最高の環境!アイデアとそれを実現するための施設の両輪で、VENGE ViASに代表されるようなスーパーマシンが出来上がっているんですね~。

dsc_2854-1280x853佐藤ご満悦

ボトル工場

残念ながらボトル工場は写真撮影禁止になっておりまして…最新鋭の機械を導入したとのことで、それが原因なんでしょうか?

SPECIALIZEDに併設された工場で年間300万本のボトルを出荷しています。ボトル自体はカリフォルニアの別工場が作り、着色・保冷ボトルの組み立て・箱詰め・出荷をSPECIALIZED本社工場が行っています。

ボトルの着色技術は非常に優れていて、且つ大量生産が可能な体制が整っているため、自転車ボトルに限らずスポーツ用ボトルの生産も行っています。カスタムデザイン・カラーのボトルも作成しており、

あなたのボトルも実はSPECIALIZEDのものかもしれませんよ!?

dsc_2860-1280x853歴代カスタムボトルズ

ところどころ機械化は進むものの、ボトルの印刷や調色など重要な部分は熟練の工員さんが支えている様子でした。また、箱詰め・検品なども手作業が多く残されており、地元の人や障害を持つ人たちの雇用確保にも力を入れているようでした。

ヘルメットラボ
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ヘルメットの安全性を検証したり、製造の手順・使用される素材の改良の研究を進めている場所。

ヘルメットに衝撃を与える実験は色々な状態が考慮されていて、大雨で浸水してしまった状態、逆に乾燥した状態、高温時、低温時などなど、気候条件や地域によって変化する条件を再現し、安全性を確認しています。

dsc_2923-1280x853ヘルメットに衝撃を加える装置

ここで某ヘルメット規格などについても話が出たのですが、SPECIALIZEDとしてはより確実に効果が見込める発泡スチロール素材や製造方法の改良や見直しを進める堅実路線だそうです。こういう堅実で派手でないところがSPECIALIZEDらしいんですが、ちょっと商売下手ですよね!
dsc_2920-1280x853左:発泡後 右:発泡前

あとはコレ!
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アルベルトコンタドールがTdFの落車で破壊したPREVAIL 2も見せてもらいました。後頭部、斜めからの衝撃ですがヘルメットによる確実な防護が働いています。コンタドール自身も、ヘルメットの文句は特に言わず、「脚が痛い」とだけ言ってたそうです。

ということで、第1弾はこのへんで。

次回はSPECIALIZEDと言えばあの人!さらにMTBで必須のアレのラボやここ1、2年のSPECIALIZEDウェアの出来の良さの秘訣やら、色々報告していっちゃいますよ~。

それでは続編をお楽しみに!!